リモートワーク下での仕事の変化(形にする)

今更ではありますが、リモートワークにも慣れてきて
気が付いたこともあるので備忘録的な内容になりますが
書いておこうと思います。

オールドノーマル時代より書類は増やす必要がある

何の話かというと、
リモートワーク下における会議(コミュニケーション)のしづらさ
に関するお話です。

リモートワーク下において、よく言われる言葉として
「いつでも連絡してくれていいですよ~」
ですが(笑)
実際には顔が見えないから声をかけづらいし
声をかけても反応がなかったり・・・・

意思疎通に苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。

会議でも、直接会ってる場合、目が合うと黙り込むのもエネルギーがいるので
なんだかんだで話が始まったりしますが
web会議でカメラオフとかだと、視線が自分に向けられているかどうかっていう問題を無視できるので
沈黙してても、名指しされない限りは沈黙を決め込むことが可能です。
だからと言って、カメラOnを強要すると、それはそれでまた別の問題が発生したり・・・・

じゃあ、そんな状況下で円滑にコミュニケーションを取ろうと思ったら
エビデンス(物)ベースで語る必要があると思っています。
勿論、これだけでは解決しませんし
「そんなこと、リモートになる前から心がけてるよ」
という人もいると思いますが、この重要度が昔よりもさらに増しているというのを実感している今日この頃です。

私も、事前に資料は送っておく派だったのですが、
リモートワーク下においては、やった方がいい作業から、やらなくてはいけない作業に格上げになったと思います。
今までは手ぶらでもいけた打ち合わせも、なんでもいいから物は持っていくようにしたほうがいいという感じです。

まず、物があると、

みんなの目がそれに集まる、もしくは集まっているという前提で話ができる。

これが結構大きいと思っていて、話す側も顔が見えない状態(誰がどこを見ているかわからない状態)では話しづらいですが、
仮にでもこの資料に目が集まっている状態と仮定できると話もしやすいです。
実際、こちらが資料を投影しているのに「見てません」ってなると「なんで?」ってなりますしね。

あとは説明する上で、今まで使えた目くばせや身振り手振りが使いづらいので
それも資料に代わりにやってもらうことが出来ます。
資料がないにもない状態で画面真っ暗だと、
聞いてる側も話してる人がどういう思いで話してるのか勝手に想像しながら聞くので、
受け取り方というか温度感に違いが出てくるんですが、それも資料見ながらだと
ある程度平準化することが出来ると思います。

そんなわけでリモートにおけるコミュニケーションにおいてエビデンスは大事。
というか不可欠に近いと思っています。

リモートでは口頭でのコミュニケーションがとりづらいという点を技術で解決する
というのも一つの手ですが、現状それを解決してくれる画期的なツールはまだ表れていないと思います。
オンラインオフィスとかがそのうち代替するかもしれませんが
まだ一般的ではないですよね

であれば、いますぐに打てる策として
エビデンスで語る
という事になるのかなと思っています。

つまり今まで口頭で絵を見せて説明して合意形成していたものを
ドキュメントにして提供して、それを確認してもらう
という作業をした方がいいと思います。

今まではそこまできっちり資料を仕上げなくてもよかったのに・・・
となると思いますが、これも物は考えようで
自分の考えをちゃんと具体化するという訓練にもなるので
それが苦手だった人には逆にいい機会なんじゃないのかな?と思っています。

もちろん、ブレインストーミングする際には
資料を用意することはできませんが、共有で使えるホワイトボードなどもあるので
これを使って、みんなの目線を集めるという事はできると思います。

同じ空間にいないから、

みんなの目線を合わせる、同じものを見ているという前提を作り上げる

これが結構大事だなぁと思う今日この頃です。

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