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何故海外の企業はエンゲージメントが高いのか?

今、日本の企業ではエンゲージメント向上が声高に叫ばれています。 私がいる会社もご多分に漏れずやっています。 そもそもエンゲージメントって何? という事も会社によって定義がまちまちですが 平たく言うと 自分の会社を人に紹介したくなるか? ってことではないかなと思います。 しかしながら、極端な話 ・仕事が大嫌いでも、会社自体は居心地がよくて超快適 とか ・会社は嫌いなんだけど、この仕事は大好き。そしてこの会社じゃないとこの仕事はできない とか このどちらでもエンゲージメントは高いと言えると思うんですよね。 なので、 エンゲージメントを「自分の会社を人に紹介したくなるか?」 とわかりやすいワードで定義したとしても 今度はその「紹介したくなるか?」の解釈がいろいろ出てきて 正直、簡単に計測できないものだと思います。 そして企業という価値観の違う多数の人が集まっている会社で 画一的なエンゲージメントスコアなんて出せるのか? そして出したところででそんなもの信用できるのか? と思います。 結構、身もふたもない話してますが・・・・ じゃあ、なんで海外の企業でそれができるのか? というと個人的には クビにできるし、やめれるから だと思います。 別の言い方をすると、転職するという考え方がベースとしてあるから つまり、会社のカルチャーにあってる人しか残らないから だから必然的にエンゲージメントスコアは高くなると思っています。 少なくともその一面は必ずあるはずです。 だって、合ってる人しか残ってないわけですからね。 で、カルチャーがダメすぎて人が残らない会社は運営が出来なくなるわけだから 自分自身のカルチャーを変えないといけなくなる そういうサイクルが回るんだと思います。 しかし、日本はその大前提が違いますよね クビにできません だから、「嫌なら出ていけ」もできないし 転職そのもの考え方も違うから「嫌だから出ていく」もできないですよね。 そんな色んな立場や考え方の人を内包したまま エンゲージメントスコアなんてものを画一的に計ろうとして なおかつ、いい数字を出そうとするものだから、歪になっていくわけです。 日本の良いところって、海外のものをそのままコピーするんじゃなくて アレンジして、メジャーアップデートしてしまうという所だと思うんですが 今の日本って「海外の考えはいい考えだから、